2013年6月30日日曜日

FFのBGM好きなら買い!Distant Worlds music from FINAL FANTASY THE CELEBRATION

Distant Worlds music from FINAL FANTASY THE CELEBRATION が届いたので1回通しで観た!


行きたいな、と思ってたんだけどチケット取れずに諦めたFFオーケストラコンサート。今回発売されたのは、2012年12月31日に東京国際フォーラムにて行われたコンサートだ。指揮はArnie Rothさん。演奏は神奈川フィルハーモニー管弦楽団。

結果的には、当日は地元に帰っていたので行けなかった。結果オーライ。

どうでも良い前置きは置いといて、2時間ほどがあっという間に経過した素敵なBlu-rayの感想を書いていきたい。

1. プレリュード (FINAL FANTASY シリーズ)


出だしは、これぞFFという感じだね。「FINAL FANTASYであること」という文字と共に、今までのシリーズの映像が映し出される。それを見るとやっぱりFFが好きなんだなあ、と思う。

2. FINAL FANTASY I - III メドレー2012 (FINAL FANTASY I、II、III)


マトーヤや反乱軍などお馴染みの曲をメドレーで一気に。↑でFF好きなんだなあと書いておきながら1~3はちゃんとやっていないにわかっぷりなので、全曲は把握出来ず。

このコンサート、後ろのスクリーンにゲーム画面が映されているのも特徴。実際に会場に聴きに行ったのなら、オーケストラも映像も楽しめたんだろうけど、Blu-rayではそうもいかない。編集でちょこちょこゲーム画面が映る程度だな。

一応マルチアングル対応で、ゲーム画面が楽しめるモードがあるものの、全曲でそれが出来るワケでもなかったのが残念といえば残念。

3. ゴルベーザ四天王とのバトル (FINAL FANTASY IV)


ここまで聴くと十分わかるけど、コンサートで演奏するだけあって、多くの人が知っている曲が多い。この曲も4を代表するBGMだよね。かなりおどろおどろしい感じが出た演奏で楽しめた。

4. ファイナルファンタジーV メインテーマ (FINAL FANTASY V)


個人的にはFFシリーズで一番好きな5。5からは、タイトル画面でロゴと共に流れるメインテーマが選ばれた。四天王バトルから打って変わって、とても爽快感が溢れていた。この曲でなんといっても見所はタンバリンのおじさまのテクニック!軽快にタタッタタタッタと刻んだり、指を滑らせたり、聴いていて気持ちが良かった!

5. 迷いの森 (FINAL FANTASY VI)


お!と驚いたのがこの曲。だって6だったら、他に選ばれそうなのが一杯あるのに!他のタイトルがベタな選曲だけに、これは面白い。実はタイトルを見ただけでは「どこのBGMだ!?」と思ってしまった…。

でも、聴き始めて「ああ!」となる。ゲーム画像もしっかり表示してくれているのだが、魔列車が出てくるところのBGMだね。怖いというよりも、笛の音色とバイオリンをつま弾く音が綺麗で神秘的だった。うーん、迷いの森を見直した!

6. 片翼の天使 (FINAL FANTASY VII)


7からはベタすぎる選曲!強弱を強調した展開と、コーラスの熱唱が盛り上げてくれる。正直、タイトルを見たときは「あー、さすがにこれは聞き飽きたわ」と思ってたんだが、実際にBlu-ray見ると「やっぱり良いよな!」と猛烈な掌返しをしてしまった。この曲を聴いたら、会場で聴きたかったなあと後悔すること間違いなし。

7. Don’t be Afraid (FINAL FANTASY VIII)


これは最初にサイファー、スコール、ゼルがやりとりするゲーム画面から始まる。その後、敵と出会ったところから演奏が始まるというちょっとした演出付き!ちょいと遅めのアレンジだけど、その分、迫力増しで。この曲ではなんと言ってもトライアングルのマダム!猛烈に叩きながら、トライアングルを握ったり離したりで、戦闘BGMの緊張感を見事に表現してくれてた!かっけえ!

8. 独りじゃない (FINAL FANTASY IX)


これまた文句無しだね。守るべきもの、とかも聴きたかったけど。出だしに関しては、原曲そのまま再現して欲しかった!という我が儘が。やっぱあの出だしが聴きたい!全体でみると、徐々に盛り上がっていく展開が、実際のゲーム中の盛り上がりを連想させてくれて、めちゃくちゃ感動したけどね!

9. ザナルカンドにて (FINAL FANTASY X)


これも文句無し。ユウナの異界送りの映像と相まって、もうたまらん。リメイクFF10をやることを固く誓う!

10. チョコボメドレー2012 (FINAL FANTASY シリーズ)


ザナルカンドまで順番にシリーズを追ってきてたが、ここでチョコボメドレーが登場!マンボdeチョコボでは、指揮者もコーラスの人も手を振り上げながら「ハッ!」と叫んで楽しそうで何より。最終的には「C!H!O!C!OBO!!」とコールが始まって笑ってしまう!ほんと楽しそう!聴いてる方も楽しくなるね。

11. Procession of Heroes~Vana’diel March Medley (FINAL FANTASY XI)


残念ながらFF11はやったことがないのでわからないんだよねー。だけど、曲自体はとてもよく、聴いてると冒険に出たくなるね。一緒に色んなマップの映像が表示されていたので、11をやり込んでる人にとってはたまらない1曲かも。

12. 東ダルマスカ砂漠 (FINAL FANTASY XII)


メインテーマとかでもないんだけど、良く聴くから12代表曲!って感じがするよね。ダルマスカ。この辺りまで来ると、ハードがPS2でBGMが元からいい音なので、オーケストラになることによる感動が薄くなるね。何が言いたいかというと、会場で聴きたかった!

13. 閃光 (FINAL FANTASY XIII)


サンレス水郷と並んでFF13で有名な閃光。やっぱこれだねー。これまたゆっくりめのアレンジ。オーケストラなので、バイオリン一つで伸びのあるサビ!とはいかないけど、楽器が増えたことで壮大な感じは増してるので、これはこれでもう一つの閃光だな、と楽しめた。

14. Answers (FINAL FANTASY XIV)


FF14から、ボーカル曲。アマゾンのレビューに「アングルを切り替えると、映像はPVでBGMがオーケストラという贅沢が出来る」と書いてあったのを見てやってみた。確かに凄く良い!あの絶望的なムービーとあわさって、本当に引き込まれた。

15. 愛のテーマ (FINAL FANTASY IV)


一転してゆったりとした癒やしの曲。定番中の定番だね。

16. Eyes On Me (FINAL FANTASY VIII)


フェイウォンではなく、クリスタルケイが歌っていた!かなりパワフルさが増したEyes On Meだったな。久しぶりに聴いたけど、色褪せることがない良い歌だ!

17. オペラ~マリアとドラクゥ (完全版) (FINAL FANTASY VI)


今回のメイン!FF6のオペラ完全再現!と聞いていたが、まさかナレーションまであるとは!マリアが想定していた声よりかなり格好良くてビックリしてしまったw 「軍人なのであれぐらい勇ましい声なんだ」と脳内補完。

聴きながら、見ながら「長年の夢がかなったなあ」とシミジミしてしまった。展開も歌も覚えているぐらい聞いたオペラが、こうやってオーケストラをバックに本物の歌手の人が歌ってるのを聴けるなんて!と。大げさかもしれないけど、本当にそれぐらい良かった。

18. バトル&勝利のテーマ メドレー (FINAL FANTASY シリーズ) (アンコール)


アンコールでは、イントロで「ああ、あれね」とわかるぐらい有名なバトルBGMがメドレーで登場。ゲーム中ではコーラスが入ってない曲も、コーラス入りでアレンジしていたり、疾走感のある演奏・アレンジでとても楽しめた。

19. FINAL FANTASY (FINAL FANTASY シリーズ) (アンコール)


そして、アンコール2曲目として、ファイナルファンタジー。プレリュードで始まったのなら、ファイナルファンタジーで終わらないとダメだよね。

というわけで、とても良い内容だった。うーん、本当にこれを会場で聴けなかったのが悔しい!でも、もう過ぎてしまったので、Blu-rayで観られるだけありがたいと思うことにした。途中でも書いたけれども、マルチアングルでゲーム画像メインにも出来るんだが、オペラ等対応していない曲があることが残念だった。我が儘か!?でも、ゲーム画面と合わせて聴きたい!

そういう点は気になるモノの、これからもちょくちょく観ようと思える1枚だった!


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