調べた!
※ここで調べた内容は俺がインターネットで検索して理解したつもりになっただけであり、間違っている可能性が高い!
※調べれば調べるほど、自分の知識不足で理解出来ない部分だらけだった。残念!
流れとしては以下の通り。
- HIIT
- 乳酸について
- HIITはスタミナが向上する
- HIITは速筋と遅筋を鍛える
- HIITは終了後も脂肪を燃やす
- まとめ
- 補足1.GRITの効果に関する実験結果
- 補足2.各GRITの違い
■1.HIIT
HIITはHigh Intensity Interval Trainingの略だ。GRITに参加してるとイントラさんが「ヒイット」と言ってるので、そんな感じの発音かな?
http://www.lesmills-japan.jp/grit/
レスミルズジャパンの説明によると以下の通り。
フィットネスの世界で現在最も注目を集めている"HIIT"~ハイインテンシティ(高強度)・インターバル・トレーニング~。"HIIT"は近年の研究により、わずか30分間のトレーニングで脂肪燃焼を加速させ、ホルモンバランスを改善し、健康状態のバランスを整えるといった効果が確認されています。お、おう・・・。全然わからんぞ!
色々調べて分かったのは、イントラさんがGRITを始める前に言っていた「心拍数を限界の80%~90%まであげるトレーニング」というのが、HIITのようだ。
そのやり方として、一般的には「10秒全力ダッシュ、10秒ジョグを交互に繰り返す」というような、強度が違うトレーニングを交互にひたすら繰り返す手法がとられるみたいだ。
ただ、一人で上記のトレーニングを黙々とやるのはめちゃくちゃ大変そう。そこで、インストラクターによる指導と音楽、そしてチームによるモチベーションアップを組み合わせてHIITが出来るGRITの出番だ!
■2.乳酸について
HIITを調べる上で出てくる乳酸についても調べた。
http://www.new-3.net/
乳酸と言えば「運動をすればたまる疲労物質」ぐらいのイメージだった。だが、実はその認識は正しくないようだ。↑のサイトに乳酸について書いてある。詳細は見て貰うとして、簡単にまとめると以下のようだ。
- 運動する際に消費するエネルギーは糖質と脂質
- 糖質を消費した場合、乳酸が発生する
- 脂質を消費しても、乳酸は発生しない
- 強度が上がるほど、糖質を消費するようになる ⇒ つまり、乳酸が発生する
- 解糖系は、その名の通り糖質を消費してエネルギーを作る
- 解糖するには酸素は不要。なので、素早くエネルギーを作り出せる
- ただし、乳酸も作り出される
- 酸化系は、乳酸を酸化させてエネルギーを作る
- 酸素を取り込む手間があるため、エネルギーを作るのに時間が必要
- だけど、解糖系よりも多くのエネルギーを作成できる
最後に、一つ重要なポイントとして「乳酸は運ばれる」と言うことがある。速筋で作られた乳酸は、遅筋に運ばれエネルギー源となる。つまり、乳酸を運ぶスピードも運動する上では大事になってくる。
■3.HIITはスタミナが向上する
http://w.livedoor.jp/k1kick/d/HIIT
キックボクシング・K-1 競技者用wiki
「HIITによるスタミナ向上と減量効果」
ここに気になる記述があった。
「具体的な効果としては乳酸トランスポーターであるMCT4が増加することで、結果的に素早く乳酸を作りだしエネルギーに変えられるようになります。」
MCT4とは、乳酸トランスポーターとあるように、乳酸を運ぶ物質のようだ。HIITとMCT4で検索すると、論文が出てくるので気になる人は読んでみよう。俺は全く理解出来なかったが、HIITをやるとMCT4が増えると書いてあるのは分かった。
つまり、HIITをこなすことで、乳酸を遅筋に運ぶスピードがアップ=乳酸消費量がアップ。乳酸がたまらないので疲れにくくなり、乳酸をエネルギーに変えやすくなるので運動を続けられるようになる。
「HIITをこなすことで筋肉の緩衝能力が増加し、高い乳酸濃度であってもパフォーマンスが落ちにくくなります。」とも書いてあり、単純に乳酸に対しても強くなるようで、まさにHIITはスタミナ向上に持ってこい!ということが分かる。
GRITをやるようになってから、ボディアタックでさえほとんど疲れなくなった。もちろん、動きはGRITをやり始める前より大きく動いている。とにかく、冗談みたいにヤバイ。スタミナのヤバサがヤバイ。
■4.HIITは速筋と遅筋を鍛える
運動にはランニングやエアロビみたいな有酸素運動、筋トレやダッシュのような無酸素運動があるのは、一般的に知られてることだと思う。前者は遅筋を使い、後者は速筋を使う。
引き続き、前述のキックボクシングWikiを見ると「厳密には無酸素運動はない」と書いてある。「実際にはどんな短時間の運動であっても、酸素が介在してエネルギーを作り出す有酸素的な要素は含まれる」とあるように、人間が体を動かす限り、酸素を必要とする。
というわけで、HIITでは本来であれば心拍数をかなり上げる高強度なトレーニングでありながら、MCT4の増加も相まって、有酸素運動の能力も鍛えられると言うこと。
http://w3.lesmills.com/global/en/fitness-classes/team-training/why-les-mills-grit%E2%84%A2-series-works/
「WHY LES MILLS GRIT SERIES WORKS」
コレに関してはレスミルズの公式サイトにも説明がある。「Slow Twitch Muscle Fiber」という動画で説明されてるっぽいが、俺は全然何を言ってるのか分からなかったので、見なかったことにした。「GRITでは速筋も遅筋も鍛えられるんだぜ!ヒャッハー!」と言ってるっぽい。
上ではアタックについて書いてるが、パンプやCXでも能力が向上した。それは速筋と遅筋を鍛えるHIITならではの効果と言うことだろう!
■5.HIITは終了後も脂肪を燃やす
GRITに入ったことがある人なら、その圧倒的アフターバーンが分かると思う。ここで出てくるのが乳酸と成長ホルモン。
乳酸は上述のように、糖質が分解されて出来るエネルギー源であるのだが、それと同時に、乳酸がたまることで成長ホルモンが分泌されるとされている。
成長ホルモンは、炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を促進する作用があるため、アフターバーンを巻き起こす。
…と思うんだけど、この内容に関しては、ちょっとネットを見ただけでも、色んな説があったり、説明が難解で理解ができなかった。
どこにでも書いてある「乳酸がたまることで成長ホルモンが分泌される」ということに関しても、反論があったりで、もう俺にはついていけん!!
http://w3.lesmills.com/global/en/fitness-classes/team-training/why-les-mills-grit%E2%84%A2-series-works/
「WHY LES MILLS GRIT SERIES WORKS」
というわけで、気になる人は再び、上記のサイトを見てみよう!アフターバーンはEPOCというらしい。EPOCはExcess Post-exercise Oxygen Consumptionの略。「運動の後に酸素を余分に消費すること」みたいな意味かな。例によって、動画中で何を言ってるのかは不明だ!
また、「Growth Hormone」という動画もあるので、成長ホルモンについて語っているのかもしれない。内容が分からないけど!
■6.まとめ
まとめとしては、何となく分かったが、やはり専門的な知識が必要となる部分が多く、完全には理解できなかった。
- スタミナ向上
- 筋力向上
- 脂肪燃焼もする
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ごちゃごちゃ考えてねーでやってみろって
数多くの研究結果と実践者が効果アリって言ってんだからよ
トレーニング理論なんざ大半が経験則だ
理論は後からお偉い学者さんが埋めてくの
その理論すら多くが推測に過ぎんのだから、
トーシロが理屈だ何だ考えたって大した意味ねーよ
やってから取捨選択すりゃぁいい
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まったくもってその通り!俺は一応「ごちゃごちゃ考えてねーでやってる」人間ではあるが、仕組みが知りたくなってしまった。でも、体のことを把握するのは難しいんだねえ。
■補足1.実験結果
http://w3.lesmills.com/global/en/fitness-classes/team-training/the-science-behind-les-mills-grit%E2%84%A2-series/
「THE SCIENCE BEHIND LES MILLS GRIT SERIES」
レスミルズのサイトには、GRITの実験結果も載っている。2つのグループに分けて、運動を行い結果を見たもの。
被験者には週5時間運動してもらった。その5時間のうちわけがグループごとに違う。
- ステップ、アタック、コンバット、バイクのいずれかを3回、パンプを2回で計5時間の運動を行うグループ(NoGRITグループ)
- NoGRITグループのトレーニングのうち、パンプ以外のどれかをGRIT2回に変えたグループ(GRITグループ)
中性脂肪の減少
GRIT:14.5% NoGRIT:3.1%
酸素消費量の増加
GRIT:6.4% NoGRIT:1.7%
体脂肪率の減少
GRIT:2.1% NoGRIT:0.8%
背筋力の増加
GRIT:21.9% NoGRIT:8.4%
ウエストサイズの減少
GRIT:2.5cm NoGRIT:1.0cm
注目したいのが、上で説明したように、両グループとも同じ時間運動しているということ。「運動しているグループと、運動していないグループ」ではないのだ。60分レッスン1本を30分のGRIT2本にしただけでこの違い。圧倒的ッ!!
■補足2.各GRITの違い
http://www.konamisportsclub.jp/topics/grit/
http://www.lesmills-japan.jp/grit/
GRITについては、上記サイトに説明がある。二つとも若干説明が違うなw
GRITにはPLYO、STRENGTH、CARDIOの3つがある。3つも入ったが、何が違うのかというと、目的は一緒で手段が違うだけ、と感じた。
目的は、上述のように、心拍数を90%まであげること。手段の違いとして、PLYOでは静⇒動へのエネルギーの爆発、STRENGTHでは筋肉への刺激、CARDIOでは素早く体を動かし続ける事で、目的を達成する。
PLYOの説明には「競技やスポーツイベントのためにスタミナをつけることができます。」とある。ほとんどの曲でジャンプするPLYOは、一気に力を発揮するトレーニングになっていると思う。まさに色んな競技で必要とされる力だね。
STRENGTHは分かりやすい。ただ、パンプほど全身くまなく鍛えるわけじゃない。メインは背中と太ももの筋肉で、その次に胸とお腹周りと言った感じ。ただ、これらの筋肉は非常に重要なので、このあたりがパワーアップするだけで、運動能力が上がるに違いない。
また「筋肉に負荷をかけ、乳酸レベルを上げることで成長ホルモンの分泌も促され」という説明があるように、他の2つよりも乳酸を発生させやすく、筋トレといえど脂肪燃焼効果も十分ある!
最後に、CARDIOはSTRENGTHより、もっと分かりやすい。ひたすら速く動くので、脂肪燃焼効果が高い。以上!!
実は、初めてCARDIOを受けてからすぐに、2日以上ひどい筋肉痛に悩まされた。いや、筋肉痛というより、痛めたと言う方が近いかもしれない。それがお尻と太ももの裏だった。CARDIOではダッシュからターンする動作ひたすら出てくる。これはラグビー部が行うHIITと同じらしい。
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=361&teachid=3
『10秒運動30秒休息:サントリーラグビーのトレーニングから』 石井直方のフィジカルトレーニング
筋肉には収縮させるコンセントリックと、伸張させるエキセントリックの2つの動作があり、上記コラムによると、エキセントリックな動作を繰り返すことで、筋疲労に対して強くなる。
つまり、エキセントリックな動作を繰り返すCARDIOでぼろぼろになったってことは、俺は弱すぎってことだな!圧倒的な脂肪燃焼に加えて、下半身の強さを得たい人はCARDIOにチャレンジ!!
■強度はそれぞれの人ごとに違う
とある知り合いのスポーツ関係の仕事に就いている人に、GRITについて熱く語ってるときに言われてハッとなった事がある。それは、その人が元々心拍数が低いということ。つまり、俺が心拍数を90%まであげるのと、その人が90%まであげるのに必要な運動も全然違うということ!?
http://210.168.104.217/business/e-book/fb64/index.html#page=15
GRITの日本でのヘッドトレーナーである谷さんのインタビュー記事。そこではインストラクターについて求められる資質として、以下があげられている。
- お客様に近づいて個別で接点をとり、ヘルプ、モチベート、プレイズ(ほめる)というコーチング技術を持っている
- グループレッスン、パーソナルレッスンどちらにも対応できる
つまり、スタジオの前で動いているだけのインストラクターではダメだということだな。
俺がGRITですごい効果が出てるのは、たまたま俺の体、俺の心拍数にぴったり合っていたからなのかも知れない。とはいえ、インストラクターの人たちは、ちゃんと勉強をしてきているのだから、それに身を任せ、全力投球すればいいんじゃないかな?と思ったりもする。
是非とも色んな店舗に導入されてどんどんGRITが盛り上がってくといいな!
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